又八郎の苦労

文学.科学.芸術…試行錯誤と悪戦苦闘の日々

涙の…ブルースカイブルー…さようなら…ヒデキ…


ブルースカイブルー/西城秀樹
(追悼・ありがとう秀樹編)
https://youtu.be/h4RAi_wTgcc

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↑↑↑↑↑泣ける追悼動画…ぜひご覧ください…






今さらですが…



リアルタイムで生きてきた…

同世代の大スターでした…

ヒデキを筆頭に…御三家は…

今時のにわかスターとは天と地…

歌唱力が抜群で…エンターテイナーでした

本物のスターなんですね…


この動画で…ヒデキを見送る喪服の熟女たちに

つられて…思わずちょっぴり…

うるうるときてしまったのですが…



野口五郎さんの追悼のシーンで…

胸が詰まり詰まったあげく…

とうとう…堰が切れてしまいました…


ヒデキ~っ!…と…胸の奥で叫んだ…


♪ブルースカイブルーはやはり代表曲であり


あの頃の若者たちの…悲しい応援歌だった…



ヒデキ…

俺たちの心を癒してくれてありがとう…


男の中の男です…



君の歌声は不滅です…!





#西城秀樹#野口五郎#追悼#ブルースカイブルー




☆ご存じでしたか?
テレビなどでも取り上げられたこんな話
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もちろんインディアンスパゲッティーはご存知でしょうが…

これも名古屋流スパゲッティーの仲間で…いわゆる…カレーパスタ…

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名古屋風鉄板ナポリタンと同じ…喫茶店特有の軽食メニューで…

決して…高級レストランとかイタリア料理店には存在しないB級地方食のことです。


歴史は古く…小学校の給食のメニューでした…私の…



最近の小学生はハイカラのものを食べてるねえ…




なんて…当時の大人たちは思っていたことでしょうね…



スタミナ食という評判も一時期はあって…こぞって食べた記憶のある年配の方もたくさんいると思いますが…



私も若い頃はカレーライスを自炊するよりは…スパゲッティーを大量に茹でて…それにレトルトカレーをぶっかけて腹を満たしておりました…



喫茶店では…生卵プラス50円という店もあって…インディアンカレーに生卵をかき混ぜて食べる通もいましたが…私はカレーが薄まってしまうので好みではありませんでしたね



上には上がいて…生卵と納豆を混ぜて食べる友人もいましたが…当時の私は納豆が苦手でして…
いっしょに食べるのですが…見ているだけで食欲が失せてしまったものです


インディアンの名称はインドカレーから来たらしいですが…カレーのタイプは濃厚な欧風が主流でした


今風の細麺スープカレーパスタなんてのはお上品すぎてどうも味わった満足感がありませんね

ちなみに…インディアンカレーにエビフライがのると…デラックスになりました…



名古屋流スパゲッティーには…まだ…

あんかけ党という流派もあり…この地はまさに

スパゲッティーの激戦地と言っても言い過ぎではない気がします




カレーうどん…カレーきしめん…しかり…

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この地は…改良B級麺類が本当に好きなんですね



#インディアンカレー#カレーパスタ#名古屋めし#名古屋グルメ#カレーきしめん





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ベストセラーな人生…圧倒的な印税の法則

今日は…本の話を…


単純に…人類史上…世界で一番売れた本を…ググってみました…

ふと…気になっただけなんですが…

やはり…思ったとおり…その結果は想定内の内容ばかりだった


聖書とかは…例外として…


売れ筋は…

ドンキホーテ…

星の王子様…






でしょうね…


そして…やはりいましたね…この方…

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ミステリーの女王…アガサ・クリスティさん…


代表作のひとつ…

『そして誰もいなくなった』

が…世界小説史上…売れ筋…五本の指に入っていましたわ…


さらに…何ですが…ドンキホーテや星の王子様には悪いけど…この人たちは俗に言う…一発屋…
(ファンの方…気を悪くさせてごめんなさい…)


事実上…アガサさん…この方が女王といってもいいンじゃないですか…

出す本…出す本…すべて…ベストセラー…

最高に売れた…『そして誰もいなくなった』に至っては…ミリオンセラーどころか…ワンハンドレットミリオンセラー…

1億冊…ですよ…



そこで…印税を計算してみることにしました…


興味ありませんか?…

どうしても考えちゃいますね…


ただし…細かいことは言いっこなしにしましょう…


まず…本の値段…


ハードカバー…1500円

文庫本…500円

として…平均…1000円で…


印税は世界共通の10%…とすると

1冊あたり…100円の印税収入…

ということは…


『そして誰も…』の印税総収入は…



100億円…


ということに…あはは…


1冊…の本がですよ…

それに…ほとんど…純利益…


かかった経費は…?

皆さんの判断におまかせします…(笑)



しかし…

そんなことで驚いてるどころじゃありません…


生涯出版総数に関して言えば…
アガサさん…あのシェイクスピアと肩を並べて…人類の頂点を極めているんです

総出版数…推定…40億冊…


印税総収入…4000億円…
(空統計センター調べ)


あのトルストイが4億冊だから…アガサさんはもう半端ない迫力…


しかし…ここにきて…シェイクスピアさんも…大したものだなとは思いましたがね…



ついでだから…日本人作家に目を向けてみましょう…



いました…いました…

赤川次郎さん…3億冊…

しめて…300億円…


西村京太郎さん…2億冊…

しめて…200億円…



稼ぎましたなあ…(笑)


もう笑うしかない…(笑)




それにしても…すべて…推理作家…

ミステリー嗜好は…人間ならきっと誰もが持ち合わせているんでしょうね…

もし…これから…作家で稼ぎたいと目指している人…ジャンルは…推理小説…ですよ…



ところで…ピンクレディがペッパー警部で華々しくデビューした年に…お亡くなりになったアガサさん…

想定…8000億円ともいわれる遺産…

どうなったんでしょう…?

そして…今現在もなお…年間何億という印税収入があるはず…


誰が貰ってるんでしょうか?




どうでもいいんですが…(笑)









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ちなみにアガサさんの作品…お気に入りはありますか…?

私は…やはり…最初に読んだ…『オリエント急行殺人事件』…

まだ…少年でしたが…インパクト…ありました…

これでポアロのイメージが私の中ですっかり定着してしまいましたね…

それにゴージャスな列車…セレブな登場人物たち…
雲の上のような…ヨーロッパ…
そこで繰り返される…醜い人間模様…
凶悪な殺人…


沈着冷静なポアロだけが…読者の救いでした…



あとは…ABC殺人事件…とか…

アクロイド殺し…


アクロイドは…ネタバレされたくないですね…(笑)

それでも…読み終えて…犯人が解ったにも関わらず…
なぜか…もう一度…読み直してみたくなります…必ず…
犯人の気持ちになって…(笑)


じつは一番売れた…『そして誰もいなくなった』…は読んでません…




本の好みばかりは…ホントに人それぞれですからね


世間の評価…他人の感想もいいけど…

こればっかりは…自分で発掘するに限ります…

豊肥な鉱脈を堀り当てたときの喜び…

感動…達成感…満足感…!

それは読書人ならきっと共有できる体験感ではないでしょうか…




ちなみに…日本国内の歴代ベストセラー…


1位…窓際のトットちゃん…
黒柳徹子…580万部…

それ以降…50位までで…


私が読んだ本といえば…

42位の…悪魔の飽食…森村誠一さん

1冊だけでした…

そんなもんですわ…




本に限らず…映画…楽曲…もそうですが…

必ずしも自分と他人の感想が一致するとは限らない…

とくに…予告…宣伝用解説…絶賛…
新書の腰巻き…および…キャッチコピーに弱い人は…

すぐに誘惑される…

私も…そうです…(笑)


だから…途中退場した…本…映画…楽曲…

もう…数えきれないですわ…

あの…悔しさと空しさ…(笑)

だからこそ…自分ならでは逸品に出逢えたときの感動…至福…幸福感…

それは…生涯の宝物だと思う…


人間関係もそう…

奇跡的に…そんなお宝のような相手に巡り逢えた人は…

おそらく…

いや…きっと…ベストセラーな人生に…

違いない…と思う



そんな…ベストセラーと寄り添って眺める世界は…

きっと…どんな退屈なシーンも…

運命という印税に彩られ…

至福な時間に…変わるはずだ…   




このくらいにして…終わります…







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#印税#アガサクリスティ#本#ベストセラー

『悲素』帚木蓬生…見えた!【カレー事件の真相】

もう20年になりますか…

無差別砒素殺人事件で…センセーションを巻き起こした…和歌山カレー事件…

生々しい記憶が…まだまだ甦ってきますね…

今回読み終えたこの小説…『悲素』…2015年発行

フィクションとはいえ…内容は専門家によるほぼノンフィクション…ルポルタージュ…と言えるでしょう…


私自身もセンセーショナルを覚えた…ほかに類を見ないじつに興味深い作品でした


これを読んだだけで皆さんもいっぱしの毒物専門家になりますよ…ホント…


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砒素という物質は…古代ギリシアやローマ時代から…殺人目的の秘毒として…頻用されていたらしい…


語り継がれている有名な事件としては…
400年前のイタリア…トッファーナ事件だ




砒素の毒薬を作製したのは…イタリアのトッファーナという女性である…

この女性はナポリで…シミやソバカスを取る化粧水として、トッファーナ水を売り出した…

事実…砒素には美白作用がある…


そして化粧水にふさわしい命名として…それは…《ナポリの小雨 》とも別名呼ばれた

だが…恐ろしいことに…驚くべきことは…

買い手は…もっぱら上流階級の貴婦人たちで…
 
その使用目的は…なんと化粧水ではなく秘毒としての用途だったのである

夫を死に至らしめて…遺産を受け取り…また新たな夫を得る手段として、…トッファーナ化粧水は絶妙の威力を発揮した…



密かに…《ナポリの小雨》は…《遺産相続薬》と別名されていたぐらいであった







ほんの数滴を飲み物やスープにたらすだけで、じわじわと効いてくるのだ…

この《遺産相続薬》…あ、いや…

《ナポリの小雨》は透明で味も匂いもない…

作用も緩慢だから…徐々に…体重が減り…衰弱していっても…医者にはまったく原因がつかめないとくる…


しめしめとばかりに…

貴婦人たちは…この秘毒を他の薬瓶や香水と一緒に化粧台に置いていて…夫に気づかれることなく…一日五、六滴ずつ飲ませるのだ…


やがて…夫は食欲がなくなり…全身倦怠感が出て…数カ月間倦怠状態が続き…やがてろうそくの火が消えるようにして絶命する…

病名…死因は…不明のままに…


覚えましたか…皆さん…(笑)



これで生命保険を騙し取っていたのが…あのカレー事件の犯人であるというわけである…






私の至らない説明は…

『ほんのたび』ブログのひだまりさんが
詳しく解説されています

興味のある方はご覧ください…( ≧∀≦)ノ


『悲素』帚木蓬生 / 和歌山カレー毒物事件の闇と真実
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https://hon-tabi.com/blog-entry-216.html @HidamariR


作品も記事とも傑作です…!


よろしく…終わります…







半額以下で買えて同時に【寄付】もできた
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タレント写真集女性




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【即効】男を《男》にカムバックさせてくれる映画音楽3選

小っちゃな頃から、男は…




少なくとも私の育った時代は…

 




「お前…男だろ…」


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「あんた…男でしょ…」


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「てめえ…男のくせに…」

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と、子供の頃から言われ続けてきた…




たいてい…男ってのは…そうだった… 



幼稚園の子供である前に…


小学生の坊主である前に…


学生である前に…


社会人である前に…


夫である前に…父親である前に…




男は…男であらねばならなかった…



そんな時代の背景でもあった…




□□ □という名前の前に…


まず…男がくる…



人間である前に…やはり…


男であることが…肝心だった…

 
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男って…?




遡れば…田んぼに…力…だ…



自らの身体を投げ打ち…犠牲にして…

どろどろに…へとへとになりながら…

汗や血…ある時は涙を流しながら…

土地と家族と名誉を…

死ぬまで守り続けようとする…

いや…守り続けなければならない…


そんな宿命を背負った…生き物…


だった…






今はどうだろう…



男のイメージは…かなり…追いやられ…弱い…



人間として…社会人として…常識人として…


男はカモフラージュされてしまう…




だからこそ…男は…ときどき…知らず知らず…



昔を振り返り…懐かしさに浸ることがある







男を…思い出させ…


男を…痺れさせ…


束の間の男を…酔わせてくれる…





そんな映画音楽を紹介しよう…







『アルマゲドン』エアロ・スミス
https://youtu.be/qdX6XrDOOrM
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* 人類の存亡に命をかけた男

(批評家の評判は良くなかったんだよなあ)







『ボディーガード』ホイットニー・ヒューストン
https://youtu.be/oyQdCJwJZck
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* 仕事に命をかける男

(それ、ルール違反でしょう…なんて言われても)





『タイタニック』セリーヌ・ディオン
https://youtu.be/7nhdRqohv-Q
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* 一人の女性に命をかけた男





自分を捨ててまでも…


守りたいものが…男にはある…
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本日は終わります…






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#男#映画音楽#アルマゲドン#ボディーガード#タイタニック#ゲーリークーパー#ブラピ#高倉健#藤竜也

【短編小説】昭和の想い出チョコ☆

旧き半世紀前の思い出を小説にしてみました


☆ブランド バレンタイン



ブランド 《 エリー・ザ・ベース 》


もちろんご存じですよね…

いまや…世界のトレンディ アイコンになっていますが…




今年の…新作バレンタイン…は…見ましたか…?





そんな世界のマルチ ブランド…

その誕生にまつわる…誰も知らない秘話…

いまから…お話します…














☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆















バレンタインデーにチョコレートを贈るなんてつまらないことを…いったい…誰が考えたんだろう…



えり子は…大きく…ため息をついた…



クラスメイトの話だと…テレビのコマーシャルでもやっているらしいが…えり子のうちにはテレビはなかった…


幼馴染みのシンジがくれた…何かの付録だった鉱石ラジオは毎日聴いていたが…

そのコマーシャルは…ラジオではやっていないようだった…


一年生最後の家庭科実習が…バレンタインのチョコレート作りで…

それは別に嫌でもなかったが…

材料が自分持ちというのには…困った…


えり子のうちには…チョコレートの材料を買うお金の余裕などまったくなかったのだ…




病弱な母との二人暮らし…


その母も…今は…ずっと臥せていて…

唯一の収入である内職は…えり子が母の代わりに…こなしていた…


しかし…それだけでは…家賃さえも払えない有り様で…


月に一度やってくる…内職の社長さんというおじさんに…用足しをしてもらって…助けられていた…

社長さんが来る日は…いつも夜の9時までは…えり子は家に帰ってきてはいけないことになっていたが…

それがどうしてかというわけは…なぜか…母には聞けないえり子だった…




バレンタインデーが近づいてくると…
教室での…女子の話題は…そのことで持ちきりだった…



好きな男の子に…愛の告白の代わりにチョコレートを贈る…

それが…バレンタインデー…だった…




誰が考えたか知らないが…

ロマンチックなことを考えるものだな…


と…えり子は思っていた…



チョコレートというのが…とても大人っぽく思え…想像をするだけで…えり子の小さな胸は…ドキドキと…ときめいた…



クラスメイトの順子なんかは…作ったチョコレートをクラスの誰々に贈るなんて…堂々と宣告しているし…

先生や…好きな先輩に贈る子も…けっこう…いた…


美佐子は…えり子とシンジが幼馴染みで…仲がいいことを承知の上で…

シンジにチョコレートを贈ることを…クラス仲間に…公表していた…



その図々しさには…えり子もちょっと…ムッときたが…どうしようもないことだった…



私は…チョコレートを贈るどころか…

チョコレートさえ買えない…惨めな女…


















いちいち…気にするんじゃねえぞ…



学校の帰り道…シンジが…えり子にいった…



その…気にするな…は…美佐子のこと…?

それとも…私がチョコレートの材料を買えない…こと…?

えり子は…そう思ったけど…口には出さなかった…



シンジのうちは…えり子とは逆に…父子家庭で…本屋をやっていた…

貧乏長屋で…裕福ではなかったが…


シンジは何かとえり子に気を使ってくれて…

本屋のおまけとか…雑誌の付録なんかを…親にこっそり…えり子に流してくれた…


シンジのくれた鉱石ラジオの…イヤホーンから流れてくる歌には…

どれだけ励まされ…癒されたことか…

それは…何もない貧しいえり子の…たったひとつの贅沢といってもよかった…







チョコレートの材料代…俺が工面してやろうか…



シンジはそう言ってくれた…





ううん…いいの…

えり子は…首を横に振った…


そんなお金があれば…きっと…自分の空腹を満たしてしまうだろうし…

お母さんにも美味しいものが買ってあげられる…




その…シンジの気持ちだけで…えり子は嬉しかった…







恋…とかじゃなくて…



なんだろう…この安らぎは…




えり子は…少し先を歩く…シンジの背中を見て…そう思った…







そばにいて欲しい…お兄さんのような…



えり子は…そう思ってから…

そんな大胆なことを考えた自分が恥ずかしくなって…ひとり…赤くなった…










結局…家庭科の実習がある日は…学校を休んだっけ…


エリコは…思い出すと…小さくクスリと笑った…





ねえ…おばあちゃんもだれかにチョコレートをあげたことあるの…?





孫のカエラが…近づいてきて…言った…


5つになって…最近おませなことをしゃべるようになってきた…







誰かに…ねえ……?






その年…チョコレートは作れなかったけど…

シンジには…何かを渡したような覚えがある…



エリコは…記憶を…たどった…







そうよ…

母が病気で亡くなった年だわ…







みなし児になったえり子は…内職の社長に引き取られた…

悲しいも…辛いも…

何も覚えてはいなかった…




きっと…生きるのに無我夢中だったんだわ…

エリコは…昔を振り返って…そう思った…




あのあと…内職の社長が不慮の事故で死に…残された養女のえり子に…莫大な保険金と財産が…舞い込んできた…





えり子の人生は…一変した…






世界に通用する…ブランド…

《エリー・ザ・ベース》



その誕生と…躍進の原動力は…

あの頃の…えり子の存在だった…



そして…


シンジ…





熱いものが…エリコの目から溢れ…

少し皺を刻んだ頬を…伝って…落ちた…







お母さん…



シンジ…



















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何だよ…あいつ…



シンジは…走り去っていく…えり子の後ろ姿を見ながら…ぼやいた…



帰り道…待っていたかのように…いきなり…やってきて…

シンジに…小さな紙の箱を渡すと…黙って…走り去っていったのだ…



バレンタインの贈り物のつもりらしいが…

あまりにも…稚拙で…



あいつらしい…



シンジは思わず…頬を緩めた…




チョコレート…

作らなかったんだろう…?



シンジは…公園のベンチに腰をおろすと…

最初に…えり子からもらった箱を手にとった…


手のひらに納まるような…小さなボール紙の箱…



紐をほどいて…箱を開けると…


中には…チョコレート色の…小さな石が数個…入っていた…



なんだよ…これ…




そう言いながら…箱の石を手のひらに出すと…箱の底に…




シンジは…思わず…目を細めた…







ごめんなさい…







目に飛び込んできた…箱の底の文字が…照れくさそう…だった…











*  *  *  *  *  *







涙を拭うと…


エリコは別荘の窓から…


青い空を見やった…








箱を渡したときの…シンジの大きな手が…



ありありと…目に浮かぶ…







バレンタインに…チョコレート…



天才ね…考えた人は…








エリコは…そう思いながら…



コーヒーカップを…持ち上げ…


少し…口に…含んだ…







ふう…










そして…




あの頃と変わらない…同じ青空を…



いつまでも…飽きずに…



エリコは…眺め続けていた…




終わります…








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「スパゲッティー」は『パスタ』じゃない…?

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この画像を見るだけで、もう私の身体は疼いてきます(笑)

にわかに…鮮明な味と強烈な香りがよみがえってきます。


鉄板に卵焼きの絨毯…そして…赤ウインナーが定番。


このいかにも昭和っぽいこの鉄板ナポリタン…

私が名古屋名物だと知ったのは…じつは社会人になって…日本のあちこちに行きだしてからでした。


この名古屋風鉄板ナポリタンとの最初の出会いは…昭和の30年代…私は小学生でした。


名古屋の納屋橋のある喫茶店…わざわざそれを食べに親父に連れられて歩いて行った記憶がぼんやりと残っています。


きっと当時、評判になっていたんでしょうね。


その鉄板ナポリタンは、やがて、あっという間にそこら中の喫茶店に浸透して行きました。

私が高校生の時分には…どこへ行っても喫茶店の軽食として…メニューの先頭にありました。


正式名称は…

『鉄板焼きナポリタンスパゲッティー』

とでもいうのでしょうか…おそらく…


このインパクトの強いメニューのおかげで…私のスパゲッティーのイメージはすっかり定着してしまいました。


だから今でも…

大きな声では言えませんが…パスタという名称はなんだか馴染めません。


大義的には、スパゲッティーはパスタの一種に含まれるイタリア料理であるということですが…


今の若い女性になると、パスタという言い方オンリーですね。
口が滑ってもスパゲッティーとは言わない(笑)



それならば、なぜ、はじめから…

『鉄板ナポリタンパスタ』

と名称しなかったのか…!

と私は心の中で、声を大にして疑問に思いましたよ…



どうやら、パスタという名称は、バブル期に流行りだした《イタ飯》によって広められたらしい…

そのためでしょうね…

巷の感覚では…パスタにはレストラン風高級感が漂い…スパゲッティーは一ランク下のB級に追いやられてしまった…


アンケートでも…

「ダサい」「安っぽい」「古くさい」「美味しくなさそう」…などが、スパゲッティーのイメージの大半らしい。


スパゲッティーはイタリア語…

パスタは英語…

こんなガセの噂もありましたが…


【スパゲッティー】というフレーズ…

いかにもイタリアっぽくないですか…

無骨ながら伝統的で職人気質な…


我々の世代ではパスタの呼称はスタイリッシュではあるけれど…スマートすぎますね…


やはり、ナポリタン、ミート、ボンゴレあたりまでは、スパゲッティーと呼んでやりたい…

私はこうアピールしますが…

皆さんはいかがでしょうか?


それはそうと…本場の喫茶鉄板ナポリタンスパゲッティー…

もうずいぶん食べてないなあ…




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#名古屋めし#鉄板ナポリタン#スパゲッティー#パスタ#はてなブログ更新

SFのSって何ですか…?【本当の意味はもう1つあった】

いきなりですが…

《SF》のS…って…なんだと思います

私は…子供の頃にSFに興味を持ちはじめて…10年くらいまではずっと…

《science》…科学の…Sだと思い込んでいました

《science fiction》…すなわち…それが…空想科学小説だと…


だがその思い込みは…

たしかに間違いではありませんし…的を得てもいましたが…

じつは…ど真ん中では…ありませんでした…


SFのSには…《science》のほかに…もうひとつ…意味がありました…


それは…ある有名なSF出版社の編集長から聞いて…はじめて…知ったわけなんですが…


そのもうひとつの…S…とは


《sense of wonder》

でした…





【Sense of wonder】

センス・オブ・ワンダーとは、一定の対象(SF作品、自然等)に触れることで受ける、ある種の【不思議な感動】、または【不思議な心理的感覚】を表現する概念であり、それを言い表すための言葉である。


平たくいえば…「驚いた~」なんですね




《science》および《sense of wonder》を含んだ…

しかも…両者のウェイトのかかり具合…

それがSF作品のジャンル分けとしての大きな要素となるわけで…


両者の特徴が盛り込まれているかどうか…それによって…単なるホラーとかファンタジーとかメルヘンとは一線を画す…ということになるわけである…


SF…とは…





それがどうした…(笑)


えり分けをして…いったい…どうなる…(笑)




おかしなもので…ファンタジーやホラー作家はそうでもないのに…


どうやら…SF作家は…いっしょにされたくはないらしい…(笑)






フィーリングですよね…もう…


筒井康隆さんは歴としたSF作家…


しかし…安部公房さんは…違う…(笑)


この感覚…分かっていただけますでしょうか?(笑)






話は飛びますが…


57年前…こんな漫画がありましたね

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「時間よ止まれ」

流行語になったそうです


私はまだ…

生まれては…いましたが…(笑)



何を隠そう…当時の私自身…不思議な少年でしたから…ちっとも違和感はありませんでした…
(この話題はまた後日に…)





この漫画をきっかけに…私はSFらしきものに興味を抱き…やがて…のめり込んでいきました…



ジュール・ベルヌ…H・G・ウェルズ…

関連して…ドイル…ランポーなんかのミステリーなども…

子供ながらに手当たり次第に読み漁りましたね…

もちろん…手塚治虫は定番でした…


その当時…じつは…私は小さな本屋のせがれだったんですが…


うちに無い本や漫画は…ライバルの貸本屋さんに走りました…(笑)


SF小説や手塚漫画の貸し出し記録には必ず私の名前があったはずです…(笑)


昔の貸本屋さんは古本の買い取りもやっていて…私は店の隅で埃をかぶって眠っている本をこっそり持っていって…貸本代金の代わりにしてもらったことも何度かありました

本屋のせがれだということはバレていましたから…目をつむってくれていた貸本屋の親父さんには…複雑ながらも感謝です…(笑)


飛んでもない方に話しが…(笑)




「時間よ止まれ」…





最先端科学情報ですと…

「時間」なんてものは存在しないらしいですよ…


「時の流れ」というのは…


人間の意識が生み出す幻想…




どういうことなんでしょう…?




それはまたの機会に…


説明ができるように勉強しておきます…😁




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テレビでも話題のこれ

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☆和婚

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◆珈琲探偵ボロンボ◇登場…【懸賞付き推理小説】

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ポロンボは…殺害現場となった…主人の書斎に通されると…部屋の中を見渡した…


凄絶…かつ…奇妙な…殺人現場だった…



「犯行時間は…1時間前です…」

ペアロ警部は…探偵に言った…

「犯行直後のままです……ただし…」


ただし…?

アーサー・ポロンボは…くわえていたパイプを口から離すと…

ペアロ警部を…振り返った…


「メイドが一人…このあたりに…」

警部は…自分の足元に…目を落とした…




メイド…の…死体が…?



「いいえ…生きています…たった…一人の生存者で…」

そう答えると…警部は…
直立不動でふたりの様子を眺めていた部下に…
メイドを連れてくるように…言った…


「ハイッ…」
部下は…すぐさま…部屋を出ていった…




ふう~




ポロンボは…口端から煙を吐き…

もう一度…あたりを見渡し…

部屋の中の有り様を…頭に叩き込んだ…



屋敷の主人の書斎は…寝室を兼用していて…

キングサイズのベッドが…部屋の3分の1を…占領していた…




部屋の死体は…4つ…




まず…ベッドのすぐ真下に…
この屋敷の主人が…仰向けで…死んでいた…




艶光りしたマホガニーのデスクの下に…

主人の男秘書のうつ伏せの…死体…






ベッドでは…主人の運転手が…

端から足を垂らして…死んでいた…






そして…ドアの入り口の床には…

主人の妻が…脚を淫らに崩して…

死んでいた…


まだ…かなり…若い…妻に…見えた…





4人が…4人とも…拳銃による…殺害であった…




凶器の拳銃は…3丁…




1つは…主人の…手に…握られている…


そして…男秘書の…死体の手…と…


妻の死体の横に…落ちていた…





主人の死体を…見下ろしながら…


心臓に命中…即死…だろう…


そう思いながら…探偵は…警部に訊いた




この屋敷には何人が住んでる…?





「まず…この屋敷の主人…そして…妻…と…男秘書…あとは…運転手とメイド…の5人所帯です…」

ペアロ警部は…少し…額の汗を拭う仕草をした…





部外者は…居なかった…?






「はい…お客も…侵入者も…この24時間…屋敷を出入りした者はいません…厳重な監視カメラですでに確認済みです…ただし…」

警部は…ただし…と…口ぐせのように…繰り返し…

「この書斎には…監視カメラはありませんでした…」





当然だろうな…




ポロンボは思った…

自分の書斎に監視カメラをつけたがる主人は…あまりいないだろう…



なんにしても…屋敷内の…内輪の事件にはちがいない…



ポロンボは…そう…断定していた…




その時…突然…メイドを呼びにいった部下が…血相を変えて…慌ただしく…飛び込んできた…



「メイドが自殺を図りました…!」

部下は…荒い息で…続けた…

「睡眠薬を…!…たった今到着した鑑識が…薬を吐かせています…!」



「なにっ…!…救急車だ…!…いやっ…すぐに近くの病院へ運べ…!」

警部は…叫ぶように…部下に命令した…

「たった…一人の目撃者だ…!…ぜったいに死なすな…!」




その様子を見ていたポロンボは…

部下が…脱兎のごとく飛び出していったあと…警部に…訊ねた…





メイドは…そこに…立っていたのかね…?






「は…はい…」

警部は…本当に…額の汗を拭った…

「ここに…立っていました…

4丁目の拳銃を…手に握ったまま…」






ふ…



ふう~





探偵は…天井を見上げ…



ため息まじりの…煙を…吐いた…





~~~~~~~~~~~~~~~




ピースロー…







自分の城に戻った…


アーサー・ポロンボ探偵は…


執事のピースローを呼んだ…





「はい…旦那様…」

ぴったり3秒たってから…おもむろに…ピースローは…返事をした…





常に…冷静沈着…泰然とせよ…


それが…ピースローのモットーであった…




「珈琲でございますね…」







キリマンジャロに…グァテマラを30%…コロンビアをひとさじ…だ…

あ…それと…





「スコッチでございますか…」







うん…







「では…キリマンジャロに…30%のグァテマラとコロンビアを少々…に…アイラ・モルトを半オンス…のアイリッシュ コーヒー…すぐに…ご用意いたします…」


ピースローは…言うが早いか…音もなく…消えた…







さっき…ペアロ警部から連絡があり…

メイドは…命をとりとめたが…

まだ…意識は回復しそうもないらしい…






死亡推定時刻は…4人ともほぼ同じであった…

凶器は…4丁の拳銃…



1つの部屋の中で…

5人の…被害者…および…被疑者によって…

数分の間に起きた…

4丁の拳銃による…

連続殺人事件…



4人の死亡者…と…1人の…生き残り…


そして…全員が…被疑者…



一見…複雑そうで…面白そうに…みえる…









ポロンボは…窓から見下ろす…大きな庭を眺めながら…

やや…ため息まじりの煙を…口から吐いた…




他愛も…ない…


私の出る幕でもなかろうに…


しようもない…警部だ…






執事のピースローが…コーヒーを淹れて戻ったくるまえに…

すでに…ポロンボは…事件の一連の流れを…読みきっていた…







あとは…色付けだ…





そのためには…どうしても…

ピースローの淹れた…コーヒーを…

待つ必要があった…




ポロンボは…口にくわえていたパイプを離すと…

少し…首をかしげて…匂いをかぐ仕草をした…






足を忍ばせるようにして…


29秒後に…ピースローが…


柔らかく…しかし…よく響く音で…

ノックをするはずで…あった…









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*コーヒータイム~~~~~~~~







※参考資料


主人…48歳

妻…25歳

男秘書…30歳

運転手…28歳

メイド…18歳




~~~~~~~~~~~~~~~~~



ポロンボの…

ちょっと変わった特殊体質は…

思い起こせば…10歳のころから…

はや…30年にもなる…



ずばり…


彼の頭は…コーヒーを飲むと…

超常現象化…した…




コーヒーの魔力を借りて…

思いのままに…


過去に起きた事件の

《ワンシーン》を…

頭の中で…覗くことができるのだ…



しかし…それも…世界一のコーヒー・マイスター

執事のピースローがいてくれるからこそだが…






ポロンボが生まれたときから…すでに…

ピースローはいた…


ポロンボにとって…ピースローは…

太陽のような…空気のような存在であり…

なおかつ…ポロンボの…最高の父であり…母だった…


ピースローの出す料理とコーヒーで…

ポロンボは育った…


そして…今も…ポロンボは…

ピースローの雛鳥のままだった…








コーヒーを待つ間…

ポロンボは…デスクに置かれてあった書類に…気づいた…



ポロンボ財団が…某機関に…2億ポンドの寄付をするのを承諾する書類だった…

いつものことだが…すべて…ピースローのお膳立てであった…

今年になって…4度目か5度目か…?

世界中で…ポロンボ財団の寄付を受けていない機関は無いといっていいくらいだった…

書類の上には…サイン用のペン…


ポロンボはろくに目も通さず…

サインをした…


ペンが置いてあるときは…サインをしていいのだ…


それがふたりの暗黙のルールだった…







ノックの音がして…

まるで…空気のように…

ピースローは…たち振る舞った…



腕によりをかけた…コーヒーの盆を…

ロッキングチェアの脇の…サイドテーブルに…音もなく…置いた…




ポロンボが…ロッキングチェアに腰を下ろしているすきに…

ピースローは…さりげなく…書類を片付けた…




ああ…

いい…香りだ…





ピースローが淹れてくれたコーヒーを前にして…そう思わないときは…一度もなかった…


それだけで…もう…至福の足音が聞こえてくるようだ…



ポロンボは…

あのマリー・アントワネットが愛用したという…

世界にふたつとないコーヒーカップに…唇を触れさせて…

一口…含んだ…



融けた純金にもまさる…熱い液体が…

口の中に広がると…

舌の味覚が…快感に震えだし…

やがて…言葉にはたとえようのない…幸福感に…

ポロンボは…包まれていった…


同時に…頭のてっぺんから…煙りになって消えていくような感覚が訪れてきて…

しだいに…意識が薄れていく…


が…しかし…


頭の中の…もうひとりの自分の意識は…

それとは逆に…冴え冴えと…澄み渡ってくるのだ…


ポロンボの…目を閉じた…脳裏のスクリーンに…おぼろげながら…影が見え始め…

それは…やがて…総天然色の…はっきりとした映像に…切り替わった…





シーンは…

事件の起きた…主人の書斎…



犯行3分前……


ポロンボに…そう…直感があった…





主人とメイドが…ベッドで抱き合っている…



あたかも…目の前で…サイレント映画をみているような…鮮明さだった…





そこへ…突然…意を決したかのように…

秘書が飛び込んできた…


秘書は…大声をあげながら…二人をなじっている様子だった…


声が聞こえなくても…ポロンボには…だいたいの会話は…推測できた…



秘書は…はげしい剣幕で…主人に…人差し指を突きつけながら…少しづつ後退し…部屋から出ていこうとした…



そのとき…

いつのまにか…主人が握った拳銃が…秘書に向けて…火を噴いた…



秘書は…机に…体を打ち付けるようにして…崩れた…


ポロンボの…目を閉じた…脳裏のスクリーンに…おぼろげながら…影が見え始め…

それは…やがて…総天然色の…はっきりとした映像に…切り替わった…





シーンは…

事件の起きた…主人の書斎…



犯行3分前……


ポロンボに…そう…直感があった…





主人とメイドが…ベッドで抱き合っている…



あたかも…目の前で…サイレント映画をみているような…鮮明さだった…





そこへ…突然…意を決したかのように…

秘書が飛び込んできた…


秘書は…大声をあげながら…二人をなじっている様子だった…


声が聞こえなくても…ポロンボには…だいたいの会話は…推測できた…



秘書は…はげしい剣幕で…主人に…人差し指を突きつけながら…少しづつ後退し…部屋から出ていこうとした…



そのとき…

いつのまにか…主人が握った拳銃が…秘書に向けて…火を噴いた…



秘書は…机に…体を打ち付けるようにして…崩れた…

メイドが…倒れた秘書に…走り寄って…

まるで…恋人を失ったかのように…秘書の体を抱き締めた…



ベッドを降りた主人が…すごい形相で…仁王立ちになり…


拳銃を…メイドに向けて…狙いすました…



すると…メイドは…いつのまにか…秘書の上着から抜き取った小型拳銃を…

振り向くが早いか…主人に向けて…撃った…


2発…主人は二度…跳ね上がった…



主人は…即死だった…




メイドは…しばらく…腰を落として…茫然としたのち…

主人を撃った小型拳銃を…死んだ秘書の手に握らせて…逃げるように…部屋を飛び出していった…




その間も…ポロンボは無意識のうちに…

コーヒーカップのコーヒーを…喉に…流し込んでいた…







5分ほどして…メイドが…運転手を連れて…部屋に戻ってきた…



二人は…内緒話をするように…こそこそと話し合っていたが…

急に…メイドは…運転手を引っ張るようにして…ベッドに上がると…

いきなり…着ていたメイド服を脱ぎ出して…全裸に…なった…



そこへ…タイミングよく…若い妻が…部屋に入ってきた…



妻は…部屋の惨状に…思わず…息をのんだ…


手には…はじめから…護身用の自動拳銃が握られていた…



それから…妻は…ベッドで絡み合う…二人の方へ…視線を移した…



妻が部屋に入ってくるのを…待っていたかのように…

全裸のメイドは…運転手に抱きついた…

さらに…運転手の唇に…自分の唇を…しっかりと重ねた…



ポロンボは…妻の視線が…嫉妬で…燃え上るのを…見逃さなかった…



運転手は…驚いたように…

メイドを突き放して…ベッドの上で…立ち上がった…


悪いことに…彼の下半身は…メイドによって…剥き出しに…されていた…



その直後…修羅のような形相で…

妻の自動拳銃が…銃声を放った…


弾は…運転手の心臓を突き破り…背中で…止まった…



続いて…鬼のような顔で…妻は…メイドに向けて…2発目を撃った…


と…同時に…もうひとつの銃声が…それと…重なった…



妻が…弾かれたように…後頭部を…部屋の扉に打ち付けて…床に…崩れた…


流れ出した血が…床に…満ちていく…



かろうじて…妻の銃弾を逃れたメイドは…



手早く…服を着はじめた…


ベッドから…降りて…


床に…しゃがみこみ…


大きく吐息をついた…



それから…



メイド用のエプロンから…携帯電話を取り出すと…どこかへ…




おそらくは…警察へ…電話をした…




そして…


このあと…30分後に…ペアロ警部が…



1時間後には…ポロンボが…駆けつけた…




と…いった…一部始終…で…あった…








一件落着…




ポロンボは…ぼそっと…つぶやいた…




~~~~~~~~~~~~~~~~~





「メイドが…主人と秘書を…色仕掛けでたぶらかしていたのは…まちがいないでしょうな…」



夕食のときに…ピースローが…ポロンボに言った…



「おそらくは…主人と秘書の相撃ちが…理想だったでしょうな…メイドには…」







妻と運転手もできていた…


しかし…メイドと運転手は…果たして…どうだったんだろう…


なぜなら…メイドにとって…全員が…死んでしまったら…いったい…なんの…メリットがあるというんだ…ピースロー…





そう…言って…ポロンボは…ウイスキーのグラスに…口をつけた…



その点では…メイドによる…正当防衛の完全犯罪が…成り立つ…

ポロンボは…そう思った…








「いいえ…旦那様…」



ピースローは…表情も変えずに…いった…




「メイドにとっては…大きなメリットがあったのです」







どういうことだ…ピースロー…

メリットとは…なんだい…?






「主人の莫大な遺産です…」






遺産…?

たかが…メイドに…?

そんなわけはないだろう…









「いいえ…それが…大ありなんです…」


ピースローは…相変わらず…平静な様子で…続けた…



「じつは…メイドは…殺された主人が10年前に別れた前妻との…子供だったんです…6歳の頃に別れているから…まさか…成長した娘だとは主人にも…分からなかったんでしょう…
そして…メイドと運転手は…はじめから…グルだった
運転手はメイドの義理の父だったんです…」






そこまで…調べたのか…ピースロー…


ポロンボは…唖然としたように…言った…







「旦那様のためには…金に糸目はつけませんから…
調べの結果…前妻は…運転手と再婚をしていました…
彼ら…3人は…主人の財産を狙って…大芝居をうったというわけです…」







しかし…運転手は…死んでしまったじゃないか…?





「それは…前妻と娘の…企みでしょう…
運転手にとっては…たぶらかした若妻に殺されたのは…誤算でしたけど…
これで…主人の遺産は娘と前妻がまんまと手中にしたわけなんですが…」


そう言ってから…

ピースローは…はじめて……声を少し…潜めた…





「さっきですな…旦那様が…お風呂に入られていた時に…ペアロ警部から…電話がありまして…前妻が…何者かに…銃で撃たれて…殺されていたらしいです…」






殺害時刻は…?

ポロンボは…身を乗り出した…






「今朝早く…この連続殺害事件が起きる…2時間も前に…」






この事件の前に…すでに…?

口にたまった唾を飲み込み…ポロンボは…ピースローに…きいた…






その凶器の銃は…まさか…







「はい…その…まさかでございます…」



そう答えると…ピースローは…丁寧に…お辞儀をした…


「旦那様の…ご想像どおりでございます…
では…食後のコーヒーを…」


そう言い残すと…ピースローは…

おもむろに…立ち去った…








恐ろしい話だ…




ポロンボは…ピースローの後ろ姿を眺めながら…

思わず…つぶやいた…





これほど…周到な計画犯罪は…

久しぶり…だな…




ポロンボは…犠牲になった5人の被害者を思い浮かべ…



ちょっとだけ…憐れんだ…






事件を忘れさせてくれるような…

見事な…コーヒーが飲みたいものだ…




ポロンボは…心の中で…そう願った…


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終わります…




きっかけは…主人の前妻と…その二人の子供である…メイド…そして…前妻の再婚相手の…運転手…たち3人の…財産目当ての企みであったのだが…


結局…最後には…メイドだけが残ってしまいましたね…


この事件が起きる前に…前妻を撃ち殺したのは…果たして…誰か…?


そして…メイドが企んだ究極の心理作戦は…?



お分かりの方はぜひとも…コメントをお願いいたします


もちろん…【懸賞サービスプレゼント】あり…!…です



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和婚

《コメダ》にみる本場の【喫茶店文化】モーニングサービスの凄まじさ

いきなりですが…喫茶モーニングの《聖地》といえば名古屋でしょうか…

私は名古屋育ちで…学校はすべて市内…成人を迎えるまで在住していました

だから…名古屋の独特な文化の代表の一つである…【喫茶店文化】は…幼少のころから…身を持って体験してきました

名古屋を核に、その周辺、「尾張」「岐阜」地方などを含めて…たしか人口あたりの喫茶店の数が、日本一、それも断トツという話だそうです

たしかに…以前住んでいた名古屋の下町でも…その徒歩圏内に…ざっと、20軒はありました


さっき…【喫茶店文化】と言いましたが…


この地方では喫茶店というのは、たんなる飲食店というカテゴリーだけにおさまらず、いわやる、憩いの場…

昔で言うところの、井戸端会議スペースなんですね


「ちょっと一服しようか…」  


これが喫茶店に入るときの【合言葉】…


だから今でも、珈琲一杯で何時間も過ごすグループなど、ざらです

さらにその上、この地方の喫茶店には、
他県の地域では類を見ないであろう、昔ながらの特長があるんです

それは今現在も、綿々と続いていますよ



それが…この地方独特のモーニングサービスである

サービスなんて謳っていますが、すでにサービスの域を大きく越えています


最近になって、《コメダ》という名古屋の有名な老舗喫茶店が日本各地に登場してきて…その 【喫茶店文化】とやらの片鱗を垣間見せているようですが…


《コメダ》は…名古屋ではごく「普通」の喫茶店です

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東京の友人などは…オシャレな喫茶店というイメージを吹き込まされているようですが…


本場では…賑やかな…社内食堂といった感のある普段着の社交場になっていて…

店の作りも広々と開放感があるから…ついつい、2時間、3時間と長居してしまうんですね

店員さんも当たりまえのように水のお代わりを注いでくれますし…

水が飽きたころには…昆布茶を持ってきてくれるという…念の入ったサービス魂です


昆布茶体験されましたか…(笑)


そう…サービスで思いだしましたが…


【喫茶店文化】の真骨頂…それが、言うまでもない、モーニングサービスだ…



えーと…たとえば、よくお世話になった、昔からある伝統の喫茶店なんですが…
オーナーがパン屋さんで、朝のモーニングタイムは、珈琲に、焼きたての美味しいパンの、選び放題、食べ放題、が付いてくる…という、まあよくあるパターンなんですが…

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これが…350円のコーヒー代ですべて食べられてしまうんですね



それでなくても、たいていの喫茶店はオープンからお昼時までに
珈琲を注文すると、断らない限り
無料サービスで、「最低」、トーストと卵メニューは黙って出てきます

もちろん本場ではあたりまえのことなんですが…

じつは…全国的には、あまり「あたりまえ」とは大きな声で言えない事実なんですね

あとになって…私は知りました…(笑)




で…さっき…

「最低」とことわったのは…それが、最低の基準のベースであるという意味なんです


だから、その基準メニューに、さらに野菜サラダとパスタが付いてきたり…

ワッフルとかアイスクリームのサービスの付く喫茶店もあります 。

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そういえば、パンと、さらにオシャレなケーキも食べ放題というお店もありましたね…400円で

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値段を言わないとありがたみが感じられませんからね



しかし、ま…そんなのは序の口です

店によっては…

モーニングサービスのメニューに…

おにぎり、うどん、ラーメン、牛丼、茶碗蒸し…etc

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焼き塩鮭海苔朝食セット、味噌汁おかわり自由…


もはや…珈琲は脇役…


おにぎりウドンセット…焼きそば茶碗蒸しセット、漬物おかわり自由…

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ランチじゃありません…(笑)

朝に珈琲を頼むと無料で付いてくるサービスばかりの紹介です


どちらがいったい主役なのやら、わかりませんね


とくに…名古屋周辺の…尾張、岐阜地方ではモーニングサービスに、ご飯、おにぎり、味噌汁などは、もう当たり前の世界なっています

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全部食べられそうもないな…というときは…注文のときにちゃんと断ることが大事です

たとえば…トーストと卵だけとか…

本場のマナーです…


そういうような…端から見れば信じられないような豪華モーニングサービスですから…

逆に…朝、喫茶店に入って…珈琲を注文したら…珈琲だけが出てきたら…


知らずに入店してきたオバちゃんグループなら、露骨にブーイングの嵐でしょう…

たとえ、それが東京フランチャイズの店であろうが…

それが…本場の【喫茶店文化】のしきたりなんでしょう…


ひょっとしたら…あの店はモーニングを出さなかったと…あたかも詐欺あつかいされかねないほどの…


それはもう…楽しい世界です…(笑)



この話題、尽きませんね…


終わります


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